やけどとは、からだをおおい臓器を保護している皮膚が熱(熱湯、火焔)や化学薬品により傷害されたものをいいます。熱による傷害は、温度により異なりますが、45度(1時間)〜70度(1秒間)で皮膚の傷害が生じてきます。やけどの重症度を決定するのは、やけどの皮膚への深さと広さです。もし、”やけど”してしまったら応急処置をする必要があります。応急処置の仕方によって、火傷跡が残ってしまうことや完治が遅くなることもあります。
やけどの手当て
●水で冷やす
「やけどを」したら、とにかく水道水を流しっぱなしにして、やけどの部分を冷やすことです。この処置は、やけどの進行を防ぎ、痛みをやわらげるのに有効です。水で冷やす時間は、痛みが軽くなり熱感がなくなるまでの15〜30分間が目安です。水ぶくれができたときは、破らないように注意しましょう。衣類を着ている部分は、衣類ごとよく冷やしてください。無理に衣服を脱がそうとすると”やけど”部分の皮膚も一緒にはがれてしまうことがあります。
●低温火傷の時は冷やしてもダメです。
湯たんぽ、使い捨てカイロ、電気毛布などが原因の低温”やけど”してしまった場合は、水で冷やしてもよくなりません。すぐに病院で診察してもらいましょう。
●布でくるむ
明らかに広範囲・重度の”やけど”の場合は、清潔な布でやけどの部分を酸素にさらさないようにくるみ、病院に連れて行きましょう。この場合、油や軟膏などを塗ると、病院で処置がしにくくなり、また細菌感染の誘因となりますので軟膏類はけっして塗ってはいけません。また水疱は破らないようにします
●やけどの予防
やけどは事故ですから、ちょっとした注意で防ぐことができます。常日頃からやけどをしない、させない注意を払いましょう。子供やお年よりのいる家庭では身の回りには、ポットやお鍋の熱いお湯がかかったり、味噌汁をこぼしたりとやけどをする危険がいっぱいですから十分気をつけましょう。