血糖値を測定するには、注射による採血が必要です。やはり注射ですから、痛いし、怖いし、できればやりたくありません。そこで、採血をしなくても血糖値測定ができる技術が開発されました。電気通信大学と松下電工の開発です。近赤外線を腕に当てる方法なので、まったく痛くありません。糖分のグルコースは、近赤外線の光を吸収します。この性質を利用し、近赤外線の吸収度合いを調べることで、グルコースの量を測ります。通常は、たんぱく質、脂肪、水分、皮膚の温度などの条件で、検出値の誤差がありました。今回の開発は、この誤差を測定可能な範囲に収めることで、実用可能としたものです。実用化されると、糖尿病患者や救急患者の血糖値測定が便利になります。測定器は、さらに改良を重ね、実用化されるようです。